公開記事

クリエイターや起業家を育て、 たくさんの挑戦や事業が生まれる。
そんな仕組みを持った村。

自分のやり方を見つけよう。新規事業で「上手くいく方法」の見つけ方。

起業や新規事業の成功には、いくつもの成功の仕方が存在する。
ビジネスモデルというよりも、自分がどういった流れで成功していくかだ。
確かに、フレームワーク的な型や事例はあるが、人には向き不向きが存在する。
誰かがある事例を参考に成功したとしても、他者が同様に成功できるとは限らない。
それは、方法論や手段の失敗ではなく、性格や本質的な好みによるものだ。

起業や新規事業立上では、なおさら好き嫌いのような感情が結果に現れやすい。
本質的に嫌いだったり合わないことをしても、最大の集中力を持って実行できないからだ。

その上で、新規事業立ち上げの成功についてお伝えしたい。
今回の方法に向いている人は、同様の考え方で新規事業を上手く作れるかもしれない。
いいな、と思った人は、同様の方法を持って、ぜひ実行してみて欲しい。

新規事業立ち上げの挑戦と失敗を続け、経験を蓄積していく。

数年前、ある人物が、大きく新規事業の作り方を変えていた。
単純に言えば「稼ぐ」ということを頭に置いて、新規事業を作ろうとしたのだ。
海外で前の事業を売却して、日本に帰国したばかりの頃である。
ただ「売れそうだから」という理由で新規事業を立ち上げた。

ところが、それらは、まったく上手くいかなかった。
前回、事業を売却した時の手応えや勢いは、まったく無い。
マーケティング手法も、やり方も、何1つ変えていないのにだ。
売り方自体は格段にレベルアップしているはずだった。
一回成功したことを、分析し直して、再度実行したのだ。
自分の中では、また上手くいくことを信じて疑ってはいなかった。

なぜ上手くいかないのかと悩んだ末、一旦全てを考え直すことにした。
そして、シンプルに「世の中が欲しているものは何か」を考えた。
新規事業や商売の基本は、誰かが求めているものを提供することである。
世間の要望を見つけ出せば、それが新規事業になる。
改めて新規事業を設計し直し、同じようにマーケティングを実施した。

すると、突然全ての反応が変わった。
一気に顧客が集まり、いきなり数百万単位で利益を出すことができたのだ。

彼は「掴んだ」と思った。
前回と同じような売り方をして、また売れたのだ。
何かしら自分の中に成功パターンが確立されたのだと思った。

そこで、まったく別の新規事業をサイドプロジェクトとして立ち上げた。
本業が軌道に乗るまで、簡単な新規事業を立ち上げて稼ごうと考えたのだ。

すると、やっぱり調子がよくないのである。
売上は思っていたほど伸びず、停滞してしまった。
なぜ、こうも差が出てくるのかと、悩んだ。
本当であれば、ここで大きく資金を獲得しておく予定だったのだ。
上手くいかなかったという事実は、自信に大きく傷をつけた。

だが、一方で別のプラットフォームの一歩目は順調だった。
社会に存在する「ある問題」を解決するため、生み出したものである。
今の世の中には、このプラットフォームが必要であると信じていた。
日本はこのサービスを基準に変われると信じて疑わなかった。

サービスの事前登録をスタートした日のこと。
自信を失っていた彼は、祈るような気持ちで企画を開始した。
サイドプロジェクトが失敗しているのだから、当然だ。

だが、心配は杞憂に終わった。
面白いようにユーザーが集まるのである。
事前登録において30秒に1名ずつユーザーが増えていくのだ。
1時間も立たないうちに、100名を超えるユーザーが集まった。

心底、嬉しかった瞬間だった。
自分の中に消えかけていた自信が、再構築された。

数々の経験から、自分に「合う」成功モデルが分析できる。

いくつもの成功と失敗。
重ねてきた挑戦。

ここで、一度、全ての失敗と成功を分析し直してみることにした。
一体どうして、こうも差がでるのだろうか。
彼は、これまでの人生全ての挑戦を、振り返った。
すると、驚くことに、新規事業の成功には、ある一定の要素があることに気がついた。

成功した事業は、すべて「稼ごう」なんて思っていなかったのである。

ただ、世の中に存在する問題に対して、純粋に「どうすれば解決できるか」を考えた。
問題を放置している社会に怒りすら感じ、純粋に「変えたい」という気持ちで仕掛けていた。
稼ぎであったり、報酬には目もくれず、どうすれば問題を解決できるかしか考えていなかった。
純粋かつ無我夢中で「絶対に変えてやる」という信念を持って取り組んだのだ。
結果、生まれたサービスや商品が成功および事業化を実現していた。
彼の場合、純粋な思いで何かを解決したいと信じた時に成功してるのだ。

反対に、邪念や雑念が入ってきた時に、失敗する。
稼ぎたい、売れそうだから。
そういった動機を持った時に、失敗するのだ。

では、成功を続けるためにはどうすればよいだろう。
答えはシンプルで、世の中の問題を解決することにモチベーションを向ければ良いのだ。
問題を解決すれば新規事業になるのだから、純粋に社会の問題解決について、考え尽くせばいい。
たった、それだけのことだった。

過去に行った挑戦の全てが上記にあてはまっている。

学生時代、彼が主催したイベントでさえそうだ。
例えば、ある音楽イベントを企画した時のこと。
DJの音楽に合わせて映像を流すVJという役割があるのだが、完全に裏方に徹していた。
ただ、もっとVJもパフォーマーとして、表に出てパフォーマンスをすべきだと考えた。
それだけの価値が、VJにあると感じていたからだ。

そこで立ち上げたのが、VJ主体のイベントである。
グラフィックデザイナーやイラストレーターの作品を映像と融合させる。
出来上がった作品を、音楽に合わせてプレイするのだ。
これまで音楽主体だったDJイベントを、映像主体のイベントに変えた。
結果的に、グラフィックデザイナーやイラストレーターの活動を、クラブという空間で最大限活かすことに成功した。
VJにとっても、デザイナーやアーティストにとっても、面白い試みだった。
少なくとも、面白いと信じていた。

するとどうだろう。
企画に興味を持った人々が、宣伝無しで集まってくるのだ。
結局、知人、友人に声をかけることなく80名集まったのである。

当時は大成功ということで喜んだだけだったが、改めて分析すると感じ方が異なる。
ずっと昔から、今の今に繋がる成功モデルにはまっていたのだ。
VJをもっと活躍出来る場に。
アーティストの作品をもっと音楽イベントの中心に。
そんなビジョンに対して、仲間もユーザーも集まったのだ。

このように、昔の成功モデルでさえ「問題解決」として成功している。
挑戦で成功したものは、全てそうだ。
問題解決やビジョンがあって、だからこそ人を巻き込み、収益化に繋がる。
自分が事業を作り上手く成功させられるのは、上記のモデルなのだと理解した。
単純に稼ぐという目的より、格段に自分の意識やモチベーションも異なっていた。

小さな挑戦を繰り返すことで事例を蓄積、自分に合う流れを身につける。

どんな方法や手法で成功できるかは、人によって大きく変わる。
性格や性質、人間としての本質が、全ての道筋を作るのだ。
誰かの事例を真似したところで、それは自分のものではない。
一体自分の本質や方向性、人間性に何があっているのか。
そこまで微調整しなければ、成功モデルは身につかない。
突き詰め続けて挑戦を続けて、始めて自分の方法として定着する。

成功を定着させる方法は、挑戦しかない。
何度も何度も繰り返し試しながら、自分の成功モデルを見つけ出していくのだ。
だからこそ、考えているよりも、とにかく実践を繰り返していうべきだ。
繰り返さなければ、自分にとって何が最適解なのかが分からない。

もし、事例に沿って成功できたのなら、たまたまその方法が自分に適合しただけだ。
教えてもらった内容に何の調整も加えず、真似だけで成功できることは少ない。
教えてもらったことや経験したことを、挑戦と共に調整していくのである。
こうして、始めて自分の方法に対して成功するクセがつく。

ぜひ、皆さんも、どんどん新規事業立ち上げに挑戦していって欲しい。
そして、自分の成功モデルとして新規事業の立ち上げ方を確立するといい。
必ず自分にあった方法は、存在するはずだ。
どれだけ早く、方法にたどり着けるかが人生の分かれ目となるだろう。

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