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【第2回】AIがお出かけプランを作る!「Leap」開発レポート!

Leap開発レポート第一回はこちらからお読みください。

今、Leapを紹介すると、比較的、良い反応を頂いています。
確かに、まだまだ調整は必要なのですが、ウェブアプリ自体は好評です。
しかし、企画の時点では、ネガティブな反応もたくさんありました。

  • そもそも選ぶことに手を抜きたくないから使わなそう。
  • 確かに面倒だけど、選んでもらう必要はない。

こうした意見が続出し、本当に大丈夫か? と、不安になる場面もありました。
しかし、大抵の場合「想像できないもの」に対して、人はネガティブな反応を返すものです。
好評とは言えない反応が返ってきたところで、ひるんではいけません。
大切なのは「実際やってみたらどうなのか?」という実験を素早くすることです。

もしかしたら実験の先に、やっぱりダメだった、となるかもしれません。
アイディアそのものが失敗に終わるケースもあるでしょう。
ただ、失敗なら失敗で、それで良いのです。
何が悪かったのかを素早く検証し、次に活かせばよいのです。
だからこそ、最初はとにかく最小単位で試してみることが大切です。

その後、何度かプロトタイプを作り、実験してみました。
どうなったでしょうか。

可能性を検証しながら、意見を聞き、改善していった結果、反応ががらりと代わりました。
何度か実施していたヒアリングで、ネガティブだった意見が、ポジティブな内容に変化したのです。

大きな転換ポイントは、実物を簡単に作って見せた時でした。
実際にアプリを動かし、触ってみると、イメージが湧きます。
すると、一気に「使いたい」と意見が変化したのです。

ここでの学びは、いかに人が「欲しいものを想像できないか」ということでした。
いくら口頭で説明したり、プロトタイプで検証しても、理解仕切れないのです。
本当に理解するのは実物を手にした時しかありません。
実際に使ってみた時の体験が、もっとも雄弁に感想を語ってくれるものです。

もちろん、プロトタイプの作り方や、説明の方法もあるでしょう。
しかし、実際に見えなければ、個人の想像力にお任せするしかありません。
人の想像力は、見た時が無いものを、そこまでリアルにイメージできないものです。
だからこそ、実際に作ってみて試す、ということが必要となります。

否定されても止めずに素早く試す。

よくあるのが、否定され続けているうちに、不安になるパターンです。
人に意見をもらうと、決して好意的では無い意見も、たくさん頂きます。
その都度、自信を無くしていきますし、やめようかとも思うでしょう。
しかし、実際に形にして見せるまで、人はプロダクトを想像仕切れていません。

過去の事例を見ても、都度、人の想像力は多くを見通せないことが分かります。
世界には数多くの有名サービスがありますが、最初はどれも散々言われていました。
Googleをはじめとした世界的企業ですら、そうでした。
使わない、必要ない、ニーズが無い。
ボロボロに言われながら続けたら、一気に普及したケースが大半です。
それほど、人は自分が欲しいものをイメージできていないのです。

だからこそ、試す必要があります。
誰に何を言われようとも、実際に試すことで道は拓けていきます。
本当にそれが必要か不要かは、ユーザーにしか分かりません。
偉そうな人に、色々言われたところで、やめる必要は無いのです。

指針は「それが欲しいと思った時の気持ち」です。
今回のLeapであれば「予定立てるの面倒臭い」と感じた不便さなのです。
予定を立てるのは楽しいけれど、面倒。
そう感じたということは、ある一定層は間違いなく同じように感じています。

どんな解決策を自分が求めているのか、掘り下げてみることです。
欲しいと思った時の気持ちを、ある程度満足させられる解決策であれば。
いずれ、結果はついてくることでしょう。
あとは、本当に自分が感じた問題を解決できるまで、研磨すれば良いのです。

最も大切なのは、信じて挑戦し続けることです。
絶対に欲しいと自分が信じきって実現していけば、いずれ人はついてきます。
否定的な意見に悩まされ「やっぱダメなのかな」なんて思う必要はありません。
「いや、欲しいもん」と堂々と挑戦し続けてみましょう。

とは言え、意見はしっかり聞いた。

では、全て意見を無視すればいいのか、と思うかもしれません。
無視とはまた違い、私たちは取捨選択、優先順位と呼んでいます。
否定的な意見にも、無視すべき意見と、取り入れるべき意見があるのです。

無視すべき意見は何の根拠もなく、無理、普及しない、売れないという内容です。
ただただ自信を削いでくるような意見は全て無視しましょう。
偉そうな人ほど、案外こうした意見を突きつけてきます。
あれこれ言いたがりなだけなので、右から左へと流していきましょう。

大切なのは、改善を促すような意見です。
こうした理由があるから売れない。
もし、この機能にこうした改善があれば、面白くなりそう。
現状はこうだけど、このようにしたら使えるんじゃないか。
プロダクトを少しでも改善させてくれるような意見が重要なのです。

Leapの場合も同じです。
ひたすら改善できる部分だけをリストアップしました。
数ある否定的な意見の中で、改善を促す意見や「なぜそう思うか」という気持ちだけを選びました。
もし改善すれば面白くなるのであれば、改善して見れば良いのです。

もちろん、全ての意見をピックアップすれば良いわけではありません。
プロダクトが実現したいことに対し、重要度が高いものを優先的に改善を加えていきました。
ただただ、やる気を削ぐような意見は時間の無駄として切り捨てます。
結果、最終的にはあくまでもヒアリングにおいてですが、好評と言える形になったのです。

大切なのは、どんな意見を拾い集め、改善に繋げるか。
そして、よりプロダクトを良くしていくにはどうすべきか。
1つ1つ、小さな失敗を積み重ねていくことです。

それでも、失敗するケースもある。

ある程度、軌道に乗るまでは、苦難の連続であることを、忘れてはいけません。
今までの話は、あくまでも、ヒアリング上でのことです。
実際、改善の途中にあるという認識でヒアリングを行うと、先入観も入るでしょう。
世の中に出してみた時、果たしてどれほど反応があるのか。
最終的な結果もまた、実際に試してみた時にしか分からないのです。

大切なのは、いつ残酷な結果になっても、すぐに方向転換できるような姿勢を持つことです。
全て、ありとあらゆる作り方において、方向転換を前提として開発する必要があります。
企画の作り方、プロダクトの開発方法、全て変わる前提という認識を持ちましょう。

それは、大きな変化かもしれませんし、ちょっとした変化かもしれません。
小さくても大きくても、必ず変化は続けていくことになります。
いざ方針の転換を余儀なくされた時、素早く行き先を変えられるか。
状況に対応するスピードと身軽さが、成功に繋がる道を切り開いてくれるでしょう。

自分の意見を信じながらも、方向転換を素早くできるように。
誰かの否定的な意見を聞き流しながらも、改善できるポイントは真摯に拾えるように。
一見、正反対とも呼べる行動の繰り返しが、徐々にプロダクトの質を高めていきます。
ただ、最終的に全ての結果はユーザーが持っています。
徹底的にユーザーの意見を聞き、改善を繰り返せる体制を作っていきましょう。
みなさんも、自分自信でプロダクトを作る時は、ぜひ活かしてみてください。

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まだ、コンテンツの精査などありますが、大まかには使えます。
現状ではバグなどある可能性もありますので、見つけたら教えて頂ければ助かります。
ご連絡は、LINE@のメッセージからお送り頂けます。

次回は今後の展望についてお話していきます。
これから描く道について、共有していければ幸いです。
みなさんも開発と仮説検証の過程に参加し、体験してみてください。

Leap開発レポート第3回はこちらからお読みください。

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