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バリ島から40分。ヌサペニダ島クリンキンビーチを行く

今回はバリ島から40分の島、ヌサペニダ島に向かう。
ヌサペニダには悪魔の住処とも呼ばれる、美しいビーチがあるらしい。

それにしても、バリ島の朝はプールから始まることが多い。
なんて快適な環境なんだと思っていると

さっそく豚の天国焼きと遭遇した。
看板の笑顔と相まって、壮大なカオスを創造している。

ところで、ヌサペニダ島には、船で行く必要がある。
港に向かい、チケットを取る。

50分ほど待つらしく、その間、コーヒーを嗜むことにした。
バリ島のコーヒーは世界的にも有名で、味わい深い。

なにしろ、コーヒー豆を一旦猫に食べさせ、糞として排出させるという熟成手法をとっている。
ものによっては、1杯3,000円ほどするものもあるらしい。
そう言われると、なんだかこの一杯がお得かつ、さらに美味しく感じてくるから不思議だ。

コーヒーを飲みながら話していると、ようやく船がきた。

ちなみに船の中では靴を脱ぐ必要があった。
靴を船員の持ってきた箱にあずけて、中に入る。

その後がすごかった。
海が大荒れで、船がとてつもなく揺れた。

上下に激しく揺さぶられる中、なぜかラム酒を開け始めるオーストラリア人。
ラム酒の瓶で回ってきて、流れで呷る。
さらに船の揺れでシェイクされ、酒なのか船酔いなのか朦朧としていると

いつの間にかヌサペニダ島に到着していた。

無人島に遭難したっぽいビジュアルだが、しっかりリゾートだ。
沈没したわけでも流れ着いたわけではない。

バイクで1時間ほど走ると、ようやくクリンキンビーチに到着した。
バリ島ならではの海の風景が広がっている。

ふと、下を見ると

想像を越える、青と白の美しいビーチが広がっていた。

吸い込まれるような凄みを感じるビーチだ。
一説では、悪魔の棲家とも呼ばれているらしい。

だが、さらに目を引いたのがその脇道。

どうやら、あのビーチに降りることができるらしい。
せっかくなので、降りてみるかと進み始めたところ

ただの地獄だった。

道らしい道なんてない。
場所によっては、ほぼ垂直に近い壁を上り下りする。
もはや、ロッククライミングそのものだ。

しかも終わらない。
永遠と下につかない。

運動不足は即死寸前。
着く前に死ぬ。
だが戻ることもできない。
絶対に1ヶ月は運動してからくるべきだった。

でも、誰がこんな断崖絶壁を上り下りすることを予想しただろう。
観光地がこんなハードな障壁を用意するとは。
この辛さも含めて体験か。

間違いなくここにはビーサンを履いてきてはならない。

一緒に崖を降りた、共同経営者殿が死にそうだ。
彼とはバリ島で合流した。

いつもから死んでいる目が、さらに死んでいる。
絶対に、最低でもしっかりしたスニーカーにすべきだ。

疲れ果てて、走馬灯のような思い出が頭を巡る。

40分ほど下っただろうか。
ようやく海が見えてきた。

だが、喜ぶ気力はない。

こうして、私たちは何とか、ビーチに到着した。

近づけば近づくほど、波が高いのがわかる。
めちゃくちゃ高い。ここに飲み込まれたら、たぶん死ぬ。

それにしても、ビーチはめちゃくちゃ綺麗だ。
手付かずの自然の芸術がそこにある。

そう思いながら、あまりにも綺麗な波打ち際に歩み寄ると

波が迫ってきて

スマホが死んだ。

さすがは悪魔の棲家である。
もはや途方に暮れるしかない。

しかも後ろを振り返ると

崖が聳え立っていた。

私たちは、またあの地獄のロッククライミングをしないと帰れない。
しかも、今度は上りだ。

世界は残酷だもの。
切実にエレベーターをつけるべきだと思う。

唯一の救いはなぜか森の方で、おばあちゃんたちが飲み物を売っていたことだ。
あのおばあちゃんたちは、一体どうやってここまで来たのだろうか。

帰路はもう、吐きそうになるほどの辛さに襲われながら登った。
もはや記憶すら残っていない。

そして、宿へと向かった。

宿で食べた飯は美味かった。
気候も快適でお酒も美味い。
だが疲れは究極に極まっていて、早く寝た。

翌朝、朝日が綺麗だというので、散歩する。
すると、インディージョーンズに出てくる遺跡跡みたいな場所を見つけた。
その先には

めちゃくちゃ透明度の高い海があった。
透き通りすぎて宝石みたいだ。
自然の芸術に感動していると

少しずつ太陽が上がってきて
美しい朝日を見ることができた。

最高の夜明けだ。

こうして僕らは帰路につく。

バリ島から40分。
ヌサペニダ島のクリンキンビーチ。

そこは、アドベンチャー精神をくすぐる、冒険家の聖地だった。
今度来る時は間違いなくスニーカーを持参しよう。

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