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クリエイターや起業家を育て、 たくさんの挑戦や事業が生まれる。
そんな仕組みを持った村。

創造性の格差。アントレプレナーシップデバイドとは?

社会には様々な格差が存在します。

中でも深刻で身近な問題としては、経済格差です。
経済状況がよくないことから、満足な教育が受けられなかったり。
社会的地位を、最初から評価されてしまったり。

中でも経済格差を産む大きな原因として、ITやデジタルに対する格差もあります。
デジタルデバイドと呼ばれ、ITを使いこなせないことで、生まれる格差です。
数多くの事象が電子化され、デジタル化された現在。
より、ITやデジタルを使いこなすことが、直接的な経済状況に繋がっています。
進化する時代についていけないがために、様々な格差が生まれるのです。

そして、今、もう1つの格差が明確になりつつあります。
創造性が作り出す「仕掛ける能力」における格差です。

近年、社会は徐々に、個が新しい仕事を生み出すことに注力し始めました。
経営者視点、起業家視点の働き方が求められはじめたのです。
既存の方法を進化させ新しい視点で仕事を生み出す力。
社内起業家と呼ばれる人々が存在するように、作り出す側の人材が欲されています。

ところが、実際に生み出す力は、今の日本では、なかなか養うことができません。
幼稚園から高校に至るまで、既存の方法に背くことをすれば、嫌な顔をされがちです。
他人と違うことをすれば、変人であると忌避されます。
物事を新しい視点から見たり、考えたりする力は養われないままです。

創造性を養える環境が不足している。

これまでの社会においては、そうでした。
基本的には誰かの作ったルールに従い、こなす者が評価される。
既存の日本における社会構造において、異質であることは悪者だったのです。

しかし、現在の社会は、変化の過程に足を踏み入れました。
より成果を出す人間は、ルールを自らより良い方向に進化させます。
新しい視点で物事を見て、良いと思うことであれば全力で取り組みます。
事業を作る側目線の、作り出す側に回る意識が重要視され始めたのです。

もし、いまだにレールを踏み越えてみることを異端視されるのであれば。
近い将来、その会社は消え去る運命にあることでしょう。

変化の途中にある現代社会。
求められている数に対して、生み出せる人材の数は、まだまだ少数です。
自分の頭で考えて答えを出せる人材自体、そう多くはありません。

世の中には、2つの人材がいることがわかります。

まず、自分の頭で考えて、仕事さえ自分の手で作り出せる人材。
そして、言われたままに与えられた仕事だけをこなす人材です。

両者の間には、圧倒的な経済格差が生まれます。

前者は次々に地位も名誉も勝ち取り、前に進み続けます。
自分が望む未来を、自分の手で自由に勝ち取っていくことができます。

一方、後者はひたすら前進も後退もしません。
しかし、社会そのものは前進するので、必然的に地位は下がり続けます。
社会にとって有用性を発揮できなくなり、ある時仕事を失います。

自分で考えて仕事を生み出せるかどうか。
多くの人が軽視するこの力は、人生の分かれ道そのものなのです。

しかし「生み出す」能力の格差は、埋めようとしても、簡単に埋まるものではありません。
育った環境や人生において、育まれた価値観にも依存するからです。

幸運にも、環境に恵まれ、挑戦の必要性に気づけたら、自然と鍛えられていくでしょう。
ところが、ひたすら用意されたレールに依存する環境で育ったら大変です。
単純な知識だけではなく、自分で生み出す力そのものの必要性に気づくこともできません。
ましてや異なる視点から物事を見ることが、忌避の対象になるのであれば。
自分で考える力は、いつまで立っても身につくことはないでしょう。

我々は、こうした創造性の格差を「アントレプレナーシップデバイド」と呼びます。

問題なのは、日本社会に現存する環境の大半が、後者だということです。
一定の平和の中、挑戦することも、環境を変化させることもなく、幸せであり続けられる。

そんな仕組みや環境の中、ルール遵守を軸とすれば、人は変化の必要性にさえ気づけません。
自分で考え、社会の変化や進化に対し、試行錯誤する能力も、養われることはないのです。
こうして、一部の自分で生み出せる人々が圧倒的地位を得て、格差は完成していきます。

幸せな家庭で育つこと自体が、格差を埋めるわけではない。

自分で仕事を作り、事業を生み出すための能力や環境の格差。
アントレプレナーシップデバイドでは、能動的人材と受動的人材にわかれます。

能動的人材は、自分で生み出す力が高い人材です。
受動的人材は、言われた作業をこなす力が高い人材です。

前者は、人生の早い段階で、変化に対して対応し続けた経験を持つ傾向にあります。
後者は、変化に対応する場面をあまり持たなかったケースが多々見られます。

幸せな家庭で育つこと自体が、格差を埋めるわけではありません。
自分の頭で考え、変化に対応した経験値によって、差が生まれるのです。
幸せで、幸福で、平穏な家庭で育ったがために、身につかなかったことも多くあります。

それは、両親や周辺環境が、どれだけ挑戦や変化に対し、理解があるかにもよるでしょう。
平穏かつレールを強いられた場合、創造的な力は養われづらくなります。
大半の日本の環境が、そうであることは否めません。

環境によって、創造する力に大きな差が生まれるのであれば、大問題です。
何かを生み出すことが、直接的な経済格差に繋がるのであれば。
自分で仕掛ける力が、そのまま人々の生活に差を生み出すのであれば。
どんな環境においても「作り出す方法」を学べる場所を提供すべきです。

誰もが、どんな状況でも、作り出す力や知識に触れ、学べる場所を作れたら。
もっと人は、多くの挑戦を形に変えていけるのではないでしょうか。

育った環境や生きた状況で、格差が生まれています。
それは今や、誰もが知る事実です。
貧困のループに落ちると、なかなか抜け出せないと言います。
その前に、自分でゼロから生み出すスキルを身につける必要があります。

世界中の誰もが、創造出来る力を持ち、起業家になれる時代を目指して。
これからも、起業家を育てることに、全身全霊をかけて邁進していきます。

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