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効率化を侮るな!給料をあげるのは「業務の効率化」そのもの。

生産性や効率化、という話は、最近よく話題になりますね。
特に日本では、生産性が低いと言われています。
日本は先進国で19年連続最下位と言われているほとです。
中にはクオリティ優先だから、と話をする人もいますが、それにしても低すぎます。
クオリティを担保した上で、どうすれば効率化し、生産性をあげることができるか、考えるべきです。
というのも、生産性をあげ、仕事を効率化していくことが「利益を増やすこと」だからですね。

先日、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが堀江貴文氏が、保育士の仕事について言及していました。
保育士さんが「給料をあげてくれ」と言う前に、仕事の効率化やIT化を図るべきじなんじゃないかと。
給料をあげるのは業務の効率化であって、決して大変だから給料が上がるわけではないと。

ホリエモン、“保育士ツイート”の真意「大変だから給料が高くあるべきってのは間違い」
http://weblog.horiemon.com/100blog/45087/#QYTOfLq.facebook_responsive

大抵の方は「保育士が侮られている」ような目で見ていたようですが。
最も大事なポイントは、保育士の業務云々ではなく、効率化が遅れていると示していることです。
母も保育士をしており、小耳に挟む限り、ここ効率化できるのになあと思ったことは多々あります。
ITを使える人が1日取材すれば、改善できるポイントは膨大にあることでしょう。

効率化は全ての仕事における命題。

ただ、これは保育園に限ったことではありません。
一般的に効率化について甘く考えすぎていることが多々あります。
例えば、新しいものを導入するより、慣れている今まで通りの方法でやったほうが早いとか。
一時的に効率は悪くなるでしょうが、後々、何倍も業務効率があがるにも関わらず。
こういった「新しい方法恐怖症」は、いつでもどこでも発生しています。

考えてみてください。

単純な話、いつも3時間かかっていたものを1時間で終わらせれば、給料は3倍と等価値なのです。
月に25万円もらっている人は、75万円稼げる時間的余裕が生まれます。
普段の業務をいかに効率化して短時間で終わらせることができるか。
効率化と生産性の向上にこそ、収入をアップさせる秘訣があります。
既存の仕事を効率化し、生産性をあげようとしなければ、一向に給料が上がらなくても仕方ありません。
それは、どんな業界でも仕事でも一緒です。

ただ、厄介なことに、日本には「自分の仕事が終わったら人のを手伝え」という文化があります。
仕事の効率化を停滞させる悪しき風習に他なりません。
この文化が存在する限り、早く終わらせれば終わらせただけ、次の仕事がきます。
まともに考えて、やっても次の仕事を押し付けられるなら、早く終わらせようとなんか思いません。

仕事が遅く賢い人は、誰かが仕事をやってくれるので一向にスピードアップしないでしょう。
うまく頑張っているように見せてサボること、仕事を押し付けることが給料アップの秘訣になります。
仕事をたくさんやればやるほど、業務が重なり損をする構造になっているわけです。
これは極端な話ですが、最悪、こうなりかねない可能性があるということです。

文化や風習、これまでの定説を疑うこと。

今の社会に存在する常識を疑い、いかにモチベーションの上がる仕組みを作っていくかが重要です。
当たり前に存在する価値観の矛盾を解決することも大切です。
それで会社の売り上げが上がらないなら、単純に仕事の配分ミスです。
決して他者の仕事を早く終わったら手伝わない社員のせいではありません。

仕事で自分の価値をあげ、給料をあげるのは、効率化です。
自分自身の生産性を高めるからこそ、時間あたりの給料があがります。
月に20万円しかもらえなくても、月80時間で仕事を終わらせれば、時給2500円です。
100万円もらっていたとしても、月450時間働いていれば、時給2222円です。
時給あたりの計算では前者のほうが多いし、余った時間も多いわけです。
そのぶん、早く帰ったり別の仕事をできるようになれば、後者の給与も越すでしょう。
既存の業務をどれだけ効率化するか、そして、余った時間でさらに収入になることをするか。
こういった意識や仕組みの改善と、効率化、生産性の向上が必要なのです。

今のクオリティやサービスの質を落とさず、なるべく効率化すること。
それが無理なのであれば、給与にふさわしいクオリティに調整すること。
日本全体の効率化や生産性を落としているのは、風習や文化や仕組みそのものの問題であることが多々あります。
そもそも、効率化に対してモチベーションが上がる構造になっていないことが多いのです。
そんな状況で効率化を計りましょうと言っても、誰も実行しないでしょう。
時代の意向と、文化や在り方が適合していないようなイメージがあります。

雇用主であれ、社員であれ、効率化が評価される仕組みを。

これは、起業する人こそ理解すべきことです。
自分が実際に事業を作り、誰かを雇った時には、非効率の文化に囚われがちだからです。
自分が雇われていた時には、効率化云々言っていたのにも関わらず、実際に雇う立場になると、仕組みよりもその場でいかに働いてもらうかを優先する。
結果的に、時代にそぐわない組織構造が出来上がってしまうと言ったケースが散見されます。
自分自身が効率化において考えることがあったのなら、自分の組織も、より効率化に対してモチベーションをあげられるような文化を作り上げるべきです。
より効率化できる状況を作りたいのであれば、効率化を考えてみましょう。

きちんと多くの仕事をこなした人が「評価される仕組みが整っている」なら、その分働けば良いでしょう。
給料の上限が決まっているのなら、効率化して時間あたりの給料をあげるしかありません。
自分がほしい額を基準に時給を算出するという試みをすべきです。
例えば自己評価月に50万円の価値があると言うのであれば、月の仕事時間に当てはめましょう。
25万しかもらっていないのであれば、1日4時間で今の仕事を終われるよう、短縮し効率化を試みてみるべきです。
実際に起業をして、誰かを雇う場合、働いてくれる人が合理的に給料をあげる仕組みを作りましょう。
しっかり評価が反映される仕組みであれば、自動的に組織の効率化は進んでいくはずです。
問題なのは、効率化に目を向けずに、ただただ非効率に仕事量だけ増えていくことです。

生産性の向上や、仕事の効率化は、意識次第です。
発想を柔軟に、柔らかい思考でいかに効率化出来るかを考えれば道はあります。
ぜひ、思考を変えて効率化、生産性の向上に挑戦してみてください。
最終的には効率化の努力が、あなた自身をより高みに押し上げる起爆剤となります。

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