公開記事

クリエイターや起業家を育て、 たくさんの挑戦や事業が生まれる。
そんな仕組みを持った村。

全てを効率化する。収束と発散の思考を使いこなそう。

アイディアの出し方についての話です。
素晴らしいアイディアを出す人は、何も天才だけではありません。
方法や、考え方次第で、いくらでも新しいアイディアを出すことが可能です。

ただし、闇雲にアイディアを出せば、全て成功するわけではありません。
基本的に事業は、社会の問題を解決する変わりに、お金をもらうことです。
誰かの困っていることや、悩んでいることを解決してあげれば、事業になります。

問題は今の社会においても山ほどあります。
しかし、気づいた問題を片っ端から手をつければ良いわけでもありません。
問題だと自分で思っても、本当は大したことではなかったりするケースも多々あるのです。
問題が自分の勘違いだった場合、事業化しても需要はありません。
考えなければならないのは、焦点をあてた問題が「本当に存在するのか」ということです。

では、どうすれば問題が実在すると確認できるのでしょうか。

私たちは問題のリフレーミング(再構築)と呼び、様々な手段で問題を検証します。
その中で、実践していることの1つが「収束と発散」の思考です。

みなさんは、何か作業をするとき、効率よくするためには、どのように作業をしますか?
例えば、お皿を効率よく洗うためには、どのような流れを取るでしょうか。

数名の方に聞いてみたところ、次のような答えが返ってきました。
まず、お皿を一通り磨いてから、まとめて洗い流す。
一般的な方法は、たしかに、そうなるかと思います。
類似作業を、まとめて一気に行っていく方法です。
洗って流して、というバラバラの動作を交互にやるより効率的ですね。

実は、この方法こそ、事業アイディアの創出にとって、大事なのです。
では、一体どのように使っていけば良いのでしょうか。

ポイントは問題を出す段階と、解決策を考える段階を分けることです。
問題には様々な角度がある、ということをまず認識してください。

例えば、とある国に荒れた地域があるとしましょう。
教育も行き届かず、お金も集まってこない地域です。
この地域の本質的な問題は、どこにあるでしょうか?
ざっくり問題について上げてみると、下記のようなパターンが想定されます。

  • お金が集まらないこと。
  • 良い教育者がいないこと。
  • 社会環境が殺伐としていること。

少し考えてみるだけで3つの要因が思い浮かびました。
問題1つとっても、様々な見方があるのです。

このように、まずは問題を書き出すことだけ始めます。
グループで行うとなお良いですが、1人でも良いです。
まずは20個ほど問題を書き出してみましょう。
質よりも、数を出すことが大切です。
とにかく、数を出しましょう。
よくよく考えると、様々な問題が見つかるはずです。

問題を見つけ出したら、今度はリスト化した問題から1つ選びましょう。
最も大きな問題かつ、全てが一気に解決出来るものです。
もし、実際に解決に取り組んでみて、間違っていたら選び直します。

さて、この中で最も解決する必要のある問題は何でしょう。
本当に実在している、確かな問題点とはどの問題でしょう。

問題を選んだら、今度は解決策を考えていきます。
先ほどの問題について、例えば「良い教育者がいない」を選んだとします。
良い教育者を地域に集めるには、どんな事業をすべきでしょうか?
ここでも、20個ほど解決策をリスト化してみましょう。

  • 経験豊富な先生を派遣する。
  • 学校を作る。
  • オンラインで高度な教育を提供する。

ひとまず、3つ書き出してみました。
解決にも、様々なアプローチがあるはずです。

解決策をリスト化したら、中から1つだけ選びます。
最もアプローチとして奇抜なものを選びましょう。
これまで社会無かったような、インパクトのある解決策が望まれます。
類似の解決策でOKなら、すでに問題自体存在しなかったでしょう。

このように「問題」と「解決策」を別々に考えることが重要です。

人は普段、この2つを同時に考えてしまいます。
問題を考えると同時に、解決策も出そうとするのです。
すると、大抵、ごちゃごちゃになります。
ブレインストーミングも上手く進みません。
意識すればさえ、皿洗いの効率化のように、思考も効率的に扱えるのです。

実はこの方法、ディズニーでも使われています。
アイディアを出すために、ディズニーには3つの部屋を使うそうです。

1つめが、問題を出すことしか出来ない部屋。
2つめが、解決策を出す部屋。
3つめが、解決策を評価する部屋です。

部屋ごとに役割を分けることで、効率的にアイディアを出せるのですね。
収束と発散の思考は、当たり前のように使われる思考スキルです。
しかし、実際はなかなか、訓練無しには使いこなせなかったりします。
あらゆる行動や方法を、切り分けて順に行うことが大切です。

アイディア出しや問題解決は、決して天才だけが成せることではありません。
誰もが出来ることであり、方法次第で皆が出来ることなのです。
ただ、少しだけ考え方の訓練や知識が必要というだけです。
みなさんもぜひ「収束と発散」の思考を使い分けてみてください。
日常に取り入れてみると、だいぶ変わってくるはずです。

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